福島第一原発が立地する双葉町と大熊町。
震災から10年が経過しても原発事故による甚大な被害で、双葉町は全町民避難生活が続き、大熊町は一部のみ解除となってます。通行止めの看板とバリケードが町内への行く手をはばんでいると感じます。
住民は戻りたくても戻れない。戻らないと決めた。避難されている住民の心境は計り知れません。
東日本大震災が風化するなかで、原発事故で避難生活が続くこの町そのものが風化していると感じます。
私たちは忘れてはいないだろうか。記憶が薄らいでいないだろうか。
田畑には汚染廃棄物が積まれ。14時48分で止まったままの時計。
いつか住民が戻り賑やかな町になることを願います。