福島訪問3日目は浪江町へ。
朝から雪が降り浜通りも薄らと銀世界。
浪江町は、山が見えて、田畑が広がり、海もすぐそば。田園風景が心を和ましてくれる。一方で相変わらず人通りはなく寂しさを感じる。
役場に行き副町長にお米販売の状況報告と年末の挨拶。自治体で抱える課題や問題は山積みのようですが一歩一歩復興の足音が聞こえるようでした。
震災後、浪江町民で一番目最初に出会ったNPO法人Jinの代表川村博さんを訪問。川村さんは誰よりもいち早く浪江町で事業を再開した方。安全な野菜が収穫できたと聞けば東京の社員食堂でみんなで戴いた。現在は障害者や高齢者と共に生きる町づくりに取り組まれています。 川村博さんと出会っていなければ、自分の中で震災は風化し、原発被災地は無関心であったかもしれない。
福島に足を運ぶたびに様々な人達との出会いに感謝し、人々の温かさを感じる。